復興のシンボル広島城(8月14日晴)

活動日誌

姫路城でボランティアガイドをしていると、ガイドの皆さんが言われるように、とても印象的な外国人にお会いすることができます。

この夏のお盆も近い頃、いつものようにEnglish guide free(赤)のカードを持って入口付近に立っていました。

すると、2人の高齢の男性が笑顔で近寄って来られ、案内を依頼されました。

尋ねると2人はアメリカのネブラスカ州からのご兄弟で、日本に来るのは5回目だと言われました。

日本の歴史にも興味がおありかと案内していると十字紋瓦を過ぎた所で、弟さんが日本を5回訪れた理由を話し始めました。

彼が10歳の1962年に小学校の教科書で見た写真にとても衝撃を受けたそうです。

それは、広島で被爆した際に銀行の入口の石段に座っていた人の影の写真でした。

彼は大学で、原爆の仕組みや怖さを知り、1985年から10年毎に広島と長崎を訪れ、平和記念式典に参加し、平和を祈るそうです。

彼の原爆の話は私が抱いていたアメリカ人の原爆に関する一般的な考えとは違い、貴重な経験になりました。

この日は4名の会員が6回の案内を行いました。

1ニュージーランド 2名

ニュージーランドは建国後00年未満なので歴史遺産は少ないのに日本は歴史が長く各地でに歴史的なものを見れるというのが感想。奥さんは時々日本語を交えながら、日本人はどこへ行ってもとても親切だといっておられた。主人もとてもいい人でサムライと将軍の違いなど歴史の質問が多かった。とても暑い日でした。

2イタリア 2名

コモからカップル。2週間。姥が石やお菊井戸をいつもスキップするのですが、そういう伝説を聞くのが観光客は楽しいのではないかと言われました。
その他、日本にあってイタリアにない習慣を紹介してくれなど、変わった視点で質問をしてくれてガイドとしての原点に立ち返るみたいな機会となりました。

3フランス 3名

お客様は父親が日本人であるパリから来たハーフの男性が友人2人と共に日本を旅行中。来年は大阪の大学に留学の予定。まだおじいさんが住む苫小牧に行ったことがないので来年は行きたいと言っていた。

4スウェーデン 2名

ストックホルムから来た囲碁のヨーロッパ女性チャンピオンとその母親がお客様でした。
来日4回目で今回はエキスポのシンガポール会場で開かれたペア碁に出るため来日。今回男女がペアで囲碁をするペア碁と言うのを初めてしりました。

5バングラデシュ 2名

日本滞在3年目。盆休みを利用して、日本で一番のお城に来たそうだ。納得したとのこと。

6イタリア 5名

自然と歴史が好きな人達で、割とみんなが行かないだろうと思われる観光地を選んでいるのだが、どこも人が多いと言っていた。明日は渦潮を見るそうだ。

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