7月1日のツバメの話しにはあまりがあります。
最後のヒナが勇気を出して飛び出して行っても、それで終わりとは限りません。
ツバメの家族によってはそれから2,3日飛行訓練を終えて夕方巣に戻っているのもいます。
それに台風時元の巣に避難しているのを見てビックリしたこともあります。(こちらも思わず、親子の数を確認したりしました)
したがって、しばらくは巣立っても家族の関係は保っているようです。
だから翌年遠い旅をして巣づくりにやってくるツバメを見ると、また戻って来たような気がします。
昔と比べ家の構造の変化、農薬などの利用によりずいぶんツバメの数が減ってきました。
代わりに少し大型のヒヨやカラスが農作を荒らしています。
飛行中ツバメ返しで害虫を採ってくれるツバメと人間との共生が知らず知らずのうちに薄くなって来ているような気がします。
この日は5名の会員が6回の案内を行いました。
1ポーランド 4名
クラクフからの4人家族。父は化学工学、母は金融の仕事。娘と息子は高校生。
クラクフにも城があるが、姫路城は天守の周りが広く、防御の仕組みが素晴らしい。
大阪城よりも姫路城のほうがずっといい。
2イタリア 3名
ベネト州の小さな村から姉妹と幼なじみ3人。ツアーに申し込んだが、開催されなかったので自分達で旅程を組んでやっている。
福岡に到着して10日間で東京まで。雨で広島から京都への移動ができず、広島からまた福岡へ戻るなど、一昨日は一睡もできなかったと。お城が好きで熊本にも行ったが、やはり現存のお城がが見られて幸せだった。
イタリア語で話してたら、英語の勉強をしているから英語でやってくれと言われた。ひとり英語分からない人がいたのでかわいそうだったが。
3フランス 2名
フランス南部からのカップル。女性は日本の会社のフランス支社で働いていているということで、昨年ミーティングのため来日し、今回2回目の来日ということでした。
西洋の城には家具とかがあり、日々の生活を感じられるのに、日本のお城は全く違うと言っていました。
4ドイツ 2名
ミュンヘンからのカップル。松本城と似ている部分もあるが、天井が高く、スペースも広いと驚いていた。昨日、箱根に行ったが、雨で何も見えなかったと悲しんでいました。
5アメリカ 2名
ネブラスカ州ネンゼルからのご兄弟で1985年から10年ごとに広島と長崎の平和記念式典に行かれているそうだ。原爆の話をいろいろしてくださった。たくさんの事を学んだガイドだった。
6トルコ 1名
大学(大阪大学)で日本の歴史や社会を勉強しているので、歴史も説明してもらって大変役に立った。
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