お城を訪れた人びとに紹介する姫路の美味しい食べもの第三弾。今回は「トンカツ」。
「トンカツ」といえば、姫路駅周辺を中心に多くのお店があります。その中で、お城見学の際立ち寄ることを薦めたいのは「とんかつ井上」。場所は本町通りと西二階町通りの交差する姫路の一等地。姫路城と姫路駅の間にあり、お城見学の帰り道に立ち寄るのにとても便利な場所です。
このお店を知るきっかけは、ある有名人のインスタグラムを通してでした。NHKブラタモリに度々登場し、ユニークな解説で知られた梅林秀行(京都高低差崖会崖長)さん。姫路城にも何度も来られ、その際によく立ち寄ると紹介されたのが「とんかつ井上」。梅林さん曰く、「ここの味は西日本一」。
「とんかつ井上」の魅力は二つ。
まずはその味。私はいつもヒレカツを注文するのですが、噛んだ瞬間のサクサク感、柔らかさはなんとも例えようがありません。一緒に出されるキャベツは新鮮でしかも量がたっぷり、非常に繊細に切られています。お肉とご飯の相性も抜群。しかも、ご飯おかわり1杯まで無料とはありがたい。
お客さんが食べ終わって勘定を済ませる際「ご馳走様、おいしかったです」という言葉がしばしば発せられます。普通おいしくても、心の中でつぶやき、言葉に出さないもの。それが思わずおいしいと言いたくなる衝動に駆られるのです。外国人の方の「おいしかったです」という称賛の声も珍しくありません。
二つ目は、その価格。物価高で、お昼のどんな定食でも1,000円をゆうに超える昨今。しかし、「とんかつ井上」では、例えば、ヒレカツ定食(ヒレカツ2枚、80グラム)が1,400円、と非常にリーズナブルに設定されています。他のトンカツのお店の同様の定食と比較すると、とても良心的な値段と言えます。
トンカツを食べると決めたなら、そのクオリティと値段を考えるとき、「とんかつ井上」以外の選択肢はないのでは。(IT)
この日は4名の会員が5回の案内を行いました。
1ベルギー 4名
素晴らしい
2台湾 1名
台北の大学の言語学の教授。何度も日本を訪れている。奈良の寺が好きで落ち着くと言う。
3オーストリア 4名
オーストリア・インスブルックからの家族、11歳娘、8歳息子。2週間の日本旅行。子供たちは元気だが、両親は暑さにへばっていたので気の毒になり、休憩を盛り込みながらガイド実施。学校夏休みにしか海外旅行に行けないのでこの時期になってしまったとの事。
4フランス 5名
子供さん二人が英語が理解できないということで、お父さんとお母さんが、分かりやすく、フランス語で説明されていた。
5オーストリア 1名
姫路城と姉妹城のシェーンブルン宮殿とは全然違うが、木造建築がとても美しいと、写真をとてもたくさん撮っておられた。
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