日本文化体験(其の一)8月2日晴

活動日誌

訪日観光客は各地の観光だけでなく、日本での文化体験を楽しむ方も多いと思います。京都等では、様々な体験ツアーがあり参加も比較的難しくはないでしょうが、姫路では限られてきます。それでも茶道、着物、書道、日本酒等々、結構可能です。

長期滞在している知り合いの外国人も同様に楽しんでいます。姫路城は何度か訪れたことがあり、お花見や紅葉狩り、寺社巡りして御朱印集めも大好きです。

彼らは以前、市内の書道教室の体験に参加しました。2時間で色紙や団扇に見事に作品を仕上げる事が出来ました。「一生に一度の経験」と言って、とても満足していました。各々が選んだ漢字が興味深いです。

この日は9名の会員が13回の案内を行いました。

1アメリカ 1名

高齢で長く歩けないし暑すぎるということで、天守には入れませんでした。友人から姫路城を勧められ、宿泊先の京都から往復タクシーの、短い時間の訪問でしたまた、涼しい時に来たいということでした。

2イタリア 3名

素晴らしい

3フランス 1名

フランス南部から来た女性。これまで九州、広島と旅し、姫路に着いた。中等学校で物理、化学の教師をしている。広島のお好み焼きが気に入ったという。

4アメリカ 5名

とても楽しご家族でした。お母さんから、「天守でイベントが開かれることはありますか?」という質問がありました。

5アメリカ 1名

ニューヨークからの男性。沖縄で知り合ったという日本人の家族と登城。ヨーロッパのお城との違いに驚いていました。

6ドイツ 5名

ベルリンからの家族。SHOGUNを見たり、サムライ博物館に行ったりと、日本の歴史について興味を持ち、いろいろ知っていた。
特に、姫路城の防御の仕組みに感心していたようでした。

7フランス 2名

将軍と大名、大名とその家臣の関係についてと、なぜ武士が登場したかという質問がありました。

8イタリア 6名

ミラノ近郊ノヴァーラから友人6人。
ひとりは日本語の先生に習っているとのことでかなりしゃべっていた。特にガイド中に出てくる「猪」「鷺」「虎」などはその場で覚えようとしていた。
Taralliというイタリアで有名なお菓子を頂いた。ワインやビールのつまみになるということで楽しみであるが、今日は炎天下にかなりひどい二日酔いでやったので、ガイドしながら「今晩酒は抜こう」と思ってたのに、これで抜けなくなった。
嬉しい誤算。

9スペインとイタリア 2名

スペイン人男性は3度目、イタリア人女性は2度目の訪日でした。
現存の黒い城、松本城と白い姫路城を比べたくて両方とも訪れたそうです。
あちこちが枡形になっているのが、ヨーロッパの城と似ていて面白いと。
門のイロハのネーミングも、昔何かの日本映画で、衝立にイロハ唄が書いてあったのを思い出して納得されていました。
最後に日本語で「お疲れ様でした!」と挨拶され、とてもチャーミングな美男美女のカップルでした。

10スペイン 2名

昨日、着いたばかりのカップル。大阪城の外観のみ見学。ラーメンを初めて食べて、とても美味しくで大好きになった。お寿司は食べたことがあるが、日本で早く食べてみたいと言っていた。午後は神戸に行き神戸ビーフを食べる予定。

11台湾 1名

姫路城はもちろんだけど、卵かけご飯を食べるのが目的。生卵をご飯にかけて食べたことが今までなかったそうだ。

12オランダ 4名

二人の10代後半の賢そうな娘、息子さんは興味津々で聞いてくれました。しかしお母さんは
1時間以上ガイドはしんどい、と言われご主人も何も言わない。家族内のボスはお母さん。
確かにこの暑さの中駅から歩いてこられているので気持ちはわかります。
一旦はガイドして欲しい、と言われたので、では天守閣に入るまでだけ、30分ということで
説明しました。2人のお子さんは松がきれいだ、漆喰は何で出来ている等々、興味があったので残念でしたが天守までで別れました。
そして次のお客さんを連れてガイドしていたらまたその4人とすれ違い、手を振ったらお母さんが「質問があるのよ」お父さんは「他のお客さんをガイドしてるのに悪いよ」お母さんお構いなく「どんな木が使われているの?」
うーん、では2グループ一緒に説明しましょう、と自分が作った写真イラストを見せて簡単に説明。ではこれで、と別れて2組目のお客さん優先でガイドを続けました。
いろんなお客様がおられます。3人ともお母さんには逆らえない雰囲気でした。

13カナダ 2名

母と息子二人。母は高校の物理の先生、細かいところに防御の工夫があり興味深い。

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