6月23日曇

活動日誌

3のつく日の担当のSです。

鯱(シャチ)が防火のお守り、ということに興味を持ったお客様が居られたのは、嬉しいですね。

でも、防火のお守りである前に、これは屋根の飾りです。起源は中国のお寺の大きく跳ね上がった屋根と言われていますが、それが東大寺大仏殿にあるような金色のブーツの形の鴟尾(シビ)になり、その後、城の建物では鯱(シャチ)になったと言われています。

鯨の仲間のシャチとは関係なく、想像上の生き物で、顔は虎、身体は魚と言われていますが、殆どのお客様が虎には見えない、と回答されます。 

さて、鯱の顔がどう見えるか楽しみに、お城においで下さい。

この日は3名の会員が5回のガイドを行いました。

1アメリカ 1名

ニュージーランドの家族にテキサスの男性1人がついてきて、いろいろ説明していると、ニュージーランドの女性がテキサスの男性にあなたもついてきてラッキーだったね、といっていて嬉しかったです。

2アメリカ 2名

石垣が美しい。この様に多くの大きな石や小さい石をどの様につぶれない様に積んだのか、石工の技術がすばらしい、と。

3フランス 2名

鯱が火事予防のおまじないということを初めて知った、木造建築なので、当時の人々の火事に対する思いが、鯱の多さに表れているのか、と言っていた。

4フランス 2名

鯱がとても多く、それらが火事予防のお守りということ にびっくりしたそうだ。

5サウジアラビア 1名

サウジアラビアの世界遺産(ディルイーヤのツライフ地区)で日本人向けにガイドをしている男性。
備前丸の井戸の深さに驚いていた。

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