7月10日晴「Merci Beaucoup,  d‘avance」

活動日誌

姫路獨協大学の市民講座「初級中国語コース」に参加しており、そこで「Line グループ」をつくることになりました。

ある人の挨拶が「Merci Beaucoup, d‘avance.」「よろしくお願いします」でした。

「d’avance」を調べると、「前もって」の意味で、文字通り訳せば「前もってお礼を言います。」

スペイン語で「よろしくお願いします」を検索すると「Le doy las gracias por adelantado.」だそうで、

「前もって、感謝申し上げます」位の意味だそうです。英語だと「Thank you in advance.」でしょうか?

いずれにしろかなり違和感があり、言われた外国の方はキョトンとしそうです。

「I’m looking forward to working with all of you.」 を見つけました。これはなかなか良さそうですが、場面によりますね。

「どうぞよろしくお願いします。」は、日本語の中で、意味が曖昧で、まあ「通訳泣かせ」の日本語表現だそうです。

しかも、大概の日本人はこれを多用します。多分、他にもこの種の曖昧表現はあるんでしょうね。

ところで「Merci Beaucoup, d‘avance」の返事で「Je vous en prie、どういたしまして」と返事をしました。

そしたら、リーダー格の人から「訳の分からない言葉でのやり取りは、止めて欲しい」とクレームが。

語学の勉強は、何かと難しいものですね。

この日は6名の会員が7回の案内を行いました。

1ドイツ 2名

ドイツ中央部ヘッセンからの親子(父と息子)、父親は昔から日本の文化に興味があったので息子を連れてきた。日本はとても清潔で親切との感想、大阪万博訪問は最後に予定している。

2イタリア 2名

ミラノよりハネムーンで初来日のカップル。旅行会社が姫路城と岡山城を勧めてくれたそう。昼食を姫路で食べて、この後、岡山城・倉敷にも立ち寄るそうです。この暑さ対策で、日本に来て2日目に即買った、日傘を仲良く差していました。

3アメリカ 4名

サンフランシスコからのご家族。医師の男性と元薬剤師の女性とその娘2人で、日本は初めて。関西万博に来られて、京都、奈良、大阪と史跡巡りされるとの事です。日本の文化にも興味があり、娘さん達は特に折り紙が好きでした。

4イタリア 2名

日本で一番のお城と聞いてやって来た。大阪城にも行ったが、やはり本物だ。

5ドイツ 3名

防御の工夫が素晴らしい。細かい事もよく考えられている、と。

6カナダ 2名

美しさと共に、防衛設備に興味を持って、大天守から沢山の写真を撮っていた。
また、城に黒いネットを掛けた事を質問された初めてのお客様でした。
備前丸で、1966年3月に007You only live twiceの撮影後、監督らを除く撮影スタッフが乗ったBOAC機が
冨士山の近くで空中分解し全員死亡した事故を知ってるか?と聞くも知らないと。
規定航路を外れたこと、富士山風下側の乱気流が原因であったが、
こんな大きな事故でも伝承されていないことに少し驚きました。

7イタリア 1名

今回で2回目の来日で、大阪中心の旅で、万博が目当て。前回は東京を中心に、まわったそうだ。

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