姫路獨協大学の市民講座「初級中国語コース」に参加しており、そこで「Line グループ」をつくることになりました。
ある人の挨拶が「Merci Beaucoup, d‘avance.」「よろしくお願いします」でした。
「d’avance」を調べると、「前もって」の意味で、文字通り訳せば「前もってお礼を言います。」
スペイン語で「よろしくお願いします」を検索すると「Le doy las gracias por adelantado.」だそうで、
「前もって、感謝申し上げます」位の意味だそうです。英語だと「Thank you in advance.」でしょうか?
いずれにしろかなり違和感があり、言われた外国の方はキョトンとしそうです。
「I’m looking forward to working with all of you.」 を見つけました。これはなかなか良さそうですが、場面によりますね。
「どうぞよろしくお願いします。」は、日本語の中で、意味が曖昧で、まあ「通訳泣かせ」の日本語表現だそうです。
しかも、大概の日本人はこれを多用します。多分、他にもこの種の曖昧表現はあるんでしょうね。
ところで「Merci Beaucoup, d‘avance」の返事で「Je vous en prie、どういたしまして」と返事をしました。
そしたら、リーダー格の人から「訳の分からない言葉でのやり取りは、止めて欲しい」とクレームが。
語学の勉強は、何かと難しいものですね。
この日は6名の会員が7回の案内を行いました。
1ドイツ 2名
ドイツ中央部ヘッセンからの親子(父と息子)、父親は昔から日本の文化に興味があったので息子を連れてきた。日本はとても清潔で親切との感想、大阪万博訪問は最後に予定している。
2イタリア 2名
ミラノよりハネムーンで初来日のカップル。旅行会社が姫路城と岡山城を勧めてくれたそう。昼食を姫路で食べて、この後、岡山城・倉敷にも立ち寄るそうです。この暑さ対策で、日本に来て2日目に即買った、日傘を仲良く差していました。
3アメリカ 4名
サンフランシスコからのご家族。医師の男性と元薬剤師の女性とその娘2人で、日本は初めて。関西万博に来られて、京都、奈良、大阪と史跡巡りされるとの事です。日本の文化にも興味があり、娘さん達は特に折り紙が好きでした。
4イタリア 2名
日本で一番のお城と聞いてやって来た。大阪城にも行ったが、やはり本物だ。
5ドイツ 3名
防御の工夫が素晴らしい。細かい事もよく考えられている、と。
6カナダ 2名
美しさと共に、防衛設備に興味を持って、大天守から沢山の写真を撮っていた。
また、城に黒いネットを掛けた事を質問された初めてのお客様でした。
備前丸で、1966年3月に007You only live twiceの撮影後、監督らを除く撮影スタッフが乗ったBOAC機が
冨士山の近くで空中分解し全員死亡した事故を知ってるか?と聞くも知らないと。
規定航路を外れたこと、富士山風下側の乱気流が原因であったが、
こんな大きな事故でも伝承されていないことに少し驚きました。
7イタリア 1名
今回で2回目の来日で、大阪中心の旅で、万博が目当て。前回は東京を中心に、まわったそうだ。
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