たくさんの国々を旅されたフランス人ご夫妻をガイドした時のこと、これまでで一番オススメの国はどこかと尋ねると、「日本が最高!」とのお返事。街は綺麗、食べ物は美味しい、電車は時間通りに来るし、そして何より人が親切で良い!とのこと。同じことを仰る外国人観光客はとても多く、日本人として素直に嬉しく感じます。
天守閣の写真を撮る際、ここから撮ると大天守と2つの小天守が一緒に写りますよと伝えると、’Perfect!’と喜ばれ、フランス語では’C’est nickel! (セ・ニッケル)’と言うのだと教えてくださいました。「完璧だ」「最高だ」という口語表現なのだそうです。次に英語の話せるフランスからのお客様をガイドする時に使ってみようと待ち構えています。忘れないうちに出会えますように!
この日は6名の会員が7回の案内を行いました。
1インド 2名
ヒンズ語圏の熟年夫婦。とにかく、奥さんをモデルにお城のあらゆる所を背景に写真を撮りまくりのご主人。奥さんは無言でモデルになっていた。
2アメリカ 2名
ノースカロライナからのカップル。ご主人は歴史に興味があり、宮本武蔵のことを知っている。武蔵が姫路の本多家に仕えていたという事実に驚いた様子。これから有馬温泉へ向かうという。
3ドイツ 2名
姫路城はすごくよく計算して作られていることに感心した。
4台湾 10名
3家族(大人5人、子ども5人)でほぼ毎年来日している。
子どもたちは城への興味は少なめだったが、台湾桧や番付などは面白かったようだ。
神戸の夜景を楽しんでから宿泊先の大阪へ戻るそう。
5オランダ 2名
約一ヶ月、アジア諸国を息子さんと旅をする。ジャカルタで奥さんと娘さんと合流するらしい。姫路城は日本で一番有名だから来たそうだ。
6南アフリカ 2名
姫路のアクリエで明日ウェイトリフティングの試合があるので来た高校生とお母さん。とてもお母さん思いのやさしい息子さんでした。
7ノルウェー 3名
ノルウェーから父親と息子、娘の家族旅行。
娘さんが中国語を習っていて、日本語にも興味があり、何故日本語は漢字、ひらがな、カタカナと3種類の文字を使うのかと聞かれました。
ノルウェーの気温は夏でも高くて20℃くらいで、日本の暑さには驚いていました。
ノルウェーの建物も木造が多いそうで、お城の構造にとても興味と共感を持たれたようです。
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