キキョウとトラジ(7月28日晴)

活動日誌

昨年、キキョウを種から大切に育てました。かわいい、風船のようなつぼみから、紫と白の涼しげな花が、たくさん咲きました。ただ、茎はひ弱で支柱にくくっておこなければ立てず、切り花にはできませんでした。

残念、と思っていると、今年花が終わって枯れた茎の横から力強い新芽がたくさん出て来ました。

新芽を植え替えている時にとても驚いたのですが、根の部分が何だか朝鮮人参の形に似ているように思えるのです。

後日、韓国人の知り合いにそのことを話すと、キキョウの写真を見て、「トラジや。韓国では根を食べるよ。」と言われました。

また驚いて調べてみると、キキョウの根は韓国語で「トラジ」と言い、食用にしたり漢方薬としても使われるそうです。

花を楽しんでいたキキョウの、根の形にまず驚き、韓国では食用にもなるということにまた驚きました。日本と外国の植物は、使われ方が違うものもけっこうあるのかな、と思いました。

キキョウは、秋のイメージがある花ですが、7月からたくさんのはなを咲かせて楽しませてくれました。そして、今年は力強い茎でした。

この日は4名の会員が6回の案内を行いました。

1アメリカ 1名

現存の天守を見たくて、朝早く起きて来た。大阪城と金沢城に行ったけど、見どころが全く違って、とても楽しめた。ヨーロッパの城との違いも楽しかった

2オーストラリア 1名

団体ツアーの自由行動の日に姫路城の来てくださったキャンベラの男性。
よく調べて朝のうちに書写山へ行き、好古園前でバスを降りて好古園の後姫路城に来た。
夜のライトアップがあると聞いて今日は夜まで姫路にいることにした。

3マレーシア 1名

ライオンズクラブ主催の交換留学生でホームステイ先が姫路になったマレーシアの女子大生。
1回目のツアーから戻ってきた時に姫路城運営事務所のスタッフから頼まれた。
ホームステイプログラムが多くて、何件かホストファミリーを移って過ごすためとても疲れている様子だった。

4プエルトリコ 4名

現存の天守が見たくて姫路城に来た。
天守内にも外にもたくさんの見どころがあった。
防御のための物や火事避けのおまじないなど一つ一つに意味があり、素晴らしいと思った。

5アメリカ 4名

シカゴから、以前出会ったシカゴ大学の教授が友人を送り込んでくるシリーズ。前日の夜に連絡してきて時間が厳しかったが、何とか1時間半の案内をすることができた。
ご主人の母(60代~70代)の発汗がすごくて心配していたが、自ら一階で待つと賢明な判断をされてよかった。

6スウェーデン 4名

ストックホルムからの一家4名。ご主人はエチオピアからの移民の出。奥さまのお母さんは日本人(淡路島出身)で、工業デザイナーを20年した後、今はスウェーデン語を教える先生になる勉強をしているそう。13歳と15歳の子どもたちは、とてもfriendlyで楽しいツアーになりました。姫路で親戚の叔父さんと再会して、穴子を食べておいしかったと言っていました。

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