インバウンドブームが始まるずっと前、そう20年以上前でしょうか、デジカメの普及期でカメラを持っている外国人はそれ程多くありませんでした。その観光客のカメラは今と違って95%以上、キャノンやニコンなどの日本メーカー製でした。但し、メモリーの容量の問題もあって今ほどバチバチ撮っていなかったと思います。当時ガイドしたある北欧系(国名を失念しました)のゲストはこう言った事を覚えています。「なぜ日本人は景色だけを撮らないで人物を中心に撮るのですか?私は景色だけを撮りたい。人は邪魔。」そういえば自撮りなんて言葉が無い時代でしたね。
でも、今や観光客はみんなカメラマンそしてカメラウーマン。メモリーの容量が大きくなったせいでしょうか、北欧系の観光客も人物をちゃんと撮っています。以前は菱の門前で簡単に説明をし、門を抜けると「さあ、カメラを持っている方はどうぞ写真を撮ってください」と案内したのですが、今ではみんなスマホを持っているので、”Everybody, picture time!”と叫んでいます。姫路城は1番最初に突然メインディッシュが来るのですからインパクトが半端じゃない。更に見る角度でお城の表情が変わる。それをスマホでバチバチ撮り、SNSでアップする。姫路城の人気が高いのは高性能になったスマホのおかげだと三左衛門は思っています。上の写真は最近定番となったある所から撮った写真ですが、これはどこから撮ったものか姫路市民でも知っている人は少ないでしょう。でも、毎春外国人が撮影に来ています。どこで知ったのでしょうか?驚きです。城郭マニアの知人が三左衛門にこう言いました。「姫路城の縄張りは大坂城や熊本城なんかと比べると完全に負けている。でも、フォトジェニックとういう点で見ると断トツの1位だ。」 御意。
この日は秋の研修旅行のため案内は行われませんでした。


コメント