姫路城は毎年部分ごとに計画的に保修しているので、ガイド中はその部分に近づいたタイミングで保存修理についてお伝えしています。伝統的な修復技術を未来につなぐ機会にもなっています、と言うと神妙に深く頷かれることがしばしばです。
この7月からは菱の門を入ってすぐ、ろの門までの長い土塀が工事中で高い石垣ごとネットで覆われています。先日は、ガイドツアー開始早々、足場に設置された長い梯子を見上げて「あそこを僕たちも登るの?大変そう!」とジョークを飛ばす男性がいて、そう来たか!と思わず笑ってしました。
この辺りの土塀は、ツアー後半(あるいは終盤に)るの門から菱の門へ向かう時に見上げる方もいます。3年ほど前にご案内した、オーストラリアの青年はこの土塀の様々な狭間を形を見て、「丸、三角、四角。ここに✕の形があったらゲーム機のコントローラだ」と興奮気味に感想を伝えてくれました。日本のニンテンドーは最強なんですね。思わぬ感想をお聞きすることもあって、ガイドをするのは本当に楽しいです。
写真は大天守見学後、備前丸への階段からの1枚。菱の門とネットに覆われた、長〜い「ろの門西南方土塀」が見えます。(KR)
この日は4名の会員が5回の案内を行いました。
1台湾 6名
嘉義県から来た6人連れ。
母親と娘2人。兄夫婦。妹。
娘2人が、すっかり楽しんでいました。
気楽なガイドでした。の
2アメリカ 2名
北淡町にALTとして滞在している若者のところにテキサスから父親が来て日本観光。
姫路城には11月に他のALT仲間と来てそのときもVEGAの女性メンバーに案内してもらった。
日本語を4年間勉強しているので彼とは日本語で会話した。
大名行列部屋では彼の英語の説明を私が聞かせてもらうことになった。とてもためになるけど、やっぱりちょっと理解のニュアンスが違うのがまた面白いと思った。
3デンマーク 2名
デンマークからの兄・妹、兄は医者、過去にアジアでは中国/タイ/ネパール訪れた。
日本は2回目で、今回は6週間滞在、東京/北海道/京都/姫路/東京/沖縄/石垣島の順に観光予定、この後京都では二条城に行く予定。
日本の城は初めてで、ヨーロッパの城との違いの説明に興味持ってくれた。和辻哲郎の世界の3つの文化圏の話は納得同意していた。日本人は多神教で神道と仏教を両方受け入れている話も新たな知識で興味を持っていた。
4アメリカ 2名
カリフォルニア州の夫婦。お二人ともロシアの出身で女性が男性に説明をロシア語に変えて説明していた。要所要所でロシア語で説明しているので女性に仕事は通訳かと尋ねると、生物学者らしい。
5オーストラリア 4名
メルボルンの家族4人。7歳の男の子と11歳の女の子は学校で日本語を習っているらしい。
はじめ女の子は名前も言わず、何も自分のことは言いたくない反抗期の様子だったが、だんだん質問したり、写真でポーズをとったり、みんなでツアーを楽しんだ様子だった。


コメント