乾小天守(9月6日晴)

活動日誌

天守最上階で西側を見て次のような説明します。

「1868年、左の山に敵軍が大砲を構え、城に向かって数発撃ち、それに驚いた姫路城は降伏。砲撃したのは岡山池田氏。姫路城を最初に作った池田輝政の子孫」。左の山とは景福寺山のこと。

しかし、この説明を繰り返す度に違和感を感じていました。なぜ景福寺山から砲撃したのでしょうか?

ご存知のように右には男山(千姫神社で有名)が位置しています。距離的には景福寺山よりお城に近い山です。なぜ男山でなく、遠い景福寺山から?本当にお城を攻撃するつもりなら、男山からを選ぶべきなのに。 

しかし、ある時この違和感がなくなりました。城郭センター工藤さんの講演を聞いた時のこと。

工藤さん曰く「乾小天守は男山からの攻撃の防御壁になるように設置されている」つまり、築城時から、男山の危険性が認識されていたようです。あえて景福寺山を選んだのは、最初から姫路城を攻略する気持ちがなかったのではないでしょうか。

この日は8名の会員が10回の案内を行いました。

1コロンビア 2名

コロンビアからの親子(母と娘)。娘さんは医者であるという。コロンビアの天気と比べると、日本は蒸し暑いとのこと。天守閣内でお母さんが盛んに写真を撮られました。

2フランス 3名

パリからの三人。今回は短過ぎたので、また来るとの事。
京都のタヌキ寺に行きたいそうで。何処でしょうか?

3アメリカ 2名

アメリカ/インディアナ州からの夫婦、Pharmacy関連のアナリスト。日本は初めて。
大阪万博が主目的で2週間日本に滞在。大阪を拠点に万博/大阪/京都/奈良/姫路を観光。
万博会場は暑く、ネットでパビリオンの予約できなかったので期待外れで、1日半で切り上げたとのこと。
夫は博識で日本の歴史もある程度知っていたので、少し詳しめの説明をした。城の防御システム/木造理由/西洋の城との違い/洋弓・和弓の違い/鎧・日本刀の特異性/両国の国民性の違いなど説明し、興味深く聞いてくれた。

4イタリア 3名

以前から姫路城に来ようと思っていた。やっと、来れて嬉しい、と

5ハンガリー 2名

ブタペストの父子の二人旅。18歳の息子さんは英語が達者でハンガリーの学校のシステムをいろいろ話してくれた。姫路城に来たのも息子さんの希望だそうだ。

6スペイン 2名

マラガ在住のカップル。男性は日本歴史や文化に詳しく、お城以外の事も色々と質問していた。女性はコロンビア出身で、SNS 用の写真のみならず、動画も撮っていた。スペイン語は違いも多いがほぼ問題はないとのことだった。

7オーストラリア 2名

二条城とは異なり、木造建築が素晴らしい。苦手だった歴史やお城について勉強出来たと喜んでいた。
男性は滋賀出身で40年以上前に渡豪、アデレードに在住していて、今は帰省中との事。
日本語も忘れかけていると話していたが、私にはずっと日本語で話していた(笑)

8台湾 1名 ドイツ 2名

台北からの男性にドイツからのカップルが合流。台湾からの男性は祖母が日本の植民地時代に育ったということもあり、日本の歴史にも興味を持っていろいろと知識もありました。
ドイツからのカップルの質問にも自ら回答してくれ、それぞれ楽しんでいたようでした。

9スイス 2名

日本のアニメが好きという女性2人組。兜の話をしたらカブトはNARUTOで聞いたことがあると喜んでいました。スイスから16時間位かかるが、それくらいかかっても日本には来る価値があると言っていました。

10ドイツ 1名

最近はどうやって姫路城を知ったか、と尋ねると、知っていて当然、有名やんという反応です。駅への帰りは暑いので、みゆき通り、おみぞ筋を歩くのを勧めています。地元の人が多く小さなレストランが多い、と言うと僕はそんな所で食事してみたいから、おみぞ筋へ行ってみる、と言われてました。確かに最近おみぞ筋を歩いている外国人をよく見かけます。日傘も買いたいらしいので300円ショップとか、みゆき通りを勧めました。日本語を勉強している。パリで日本語検定4級を受けて受かった。次は3級を目指す。日本の歴史も知っていました。

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