今日のお城ネタは、石垣の千切り(契り)です。場所は金沢城の重要文化財石川門の内側。
表紙の写真が石川門、その内側から見た枡形内が左下の写真で、左に櫓門、正面に表門のちょっと変わった高麗門があります。件の石垣は、高麗門内側の右、控え柱に沿うように有る直方体の石垣で、その天端の四つの石が緩まないよう、右下の写真のごとく鼓形の切り込みを入れた溝に鉛を流し込んで固めてあり、四つの石を繋いでます。
この鼓形が初めて目にした”石垣の千切り(契り)”でした。


姫路城大天守の上下2本繋ぎの西大柱の継手部分に千切りと呼ぶ鼓形の木片が使われていて、千切りの言葉を知っていたので、帰りがけに「石垣のちぎりって、どこですか?」という若い女性の質問をする声を聞いて「???」と思って、その場所を探しながら帰るときに、見つけた次第。
時間もなく確認が出来なかったので、この石垣千切り(契り)構造は江戸期から有るものなのか、他の石垣にも千切りが使われているのか、更には石の固定方法として有効なのか、それとも籠城時の銃弾原料としての保管が主目的なのか等、このブログの読者の方でご存知の方が居られたら、ご教示下さい。
この日は7名の会員が7回の案内を行いました。
1スペイン 2名
マドリッドからのカップル、ポルトガル出身のご主人(ITエンジニア)とスペイン出身の奥さん(地質学者)。鉄砲伝来にポルトガル人が関係したこと、種子島のこと等を既に知っていた。日本文化について興味を持っている様子だった。
2フランス 2名
日本は2回目、姫路城は初めてで、その優れた縄張りと木造建築の素晴らしさにどんな人達が何人ぐらいで構想を練ったのかと戦国時代に想いを馳せていました。
3フランス 1名
仕事で上海に来ており、その合間に初訪日。信長、秀吉や家康など知っていて、姫路城の歴史的背景や白い城、黒い城など質問あり。
小天守の特別展の入場券も持っていたので、久しぶりに3つの小天守を回ったが、大天守とそれぞれの小天守の連立具合がよく分かる。
4オーストラリア 4名
京都在住の夫婦のところにブリスベンからの友人夫婦が来て一ヶ月観光。北海道から沖縄まで周遊。
日本語堪能な在住夫婦は同志社や大阪外大、その他企業で英語を教えていた。
ブリスベンではツアーガイドをトレーニングしており、それでも私のツアーが一番だと言われて、I’m flatteredというと否定はされなかった。
5スウェーデン 1名
5度来日のスエーデン人男性に4名アメリカ人男性が加わった。スエーデン人は昨日直島観光し素晴しかったとの事。米国人達は初来日だが非常に日本に関心があり一つ一つの説明に興味深く聞いてくれ質問もあった。
6カナダ 2名
2日前に、松本城に行った時、英語でガイドをしてもらって、とても良かった。今回も偶然にもボランティアガイドがいて、とても良く分かった、と言っておられた。
7フィリピン 1名
マニラ在住の青年。特別公開の小天守群、百間廊下とフルコースをご案内。
大天守では「適塾(大阪市)の階段も急だった!」とかお菊井戸では「映画「呪怨」を思い出した」など日本文化への相当な熱量が感じられました。
別れ際「それでは失礼します」と言ったので私が驚くと、これはアニメからではなく大学の授業で覚えたとのこと。


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