大天守モデルエンジニアリング(11月3日晴)

活動日誌

大天守の北東に有る東小天守には、大天守の模型が展示して有ります。
ここで、「この模型は日本のモデルエンジニアリングの走りです」と説明します。

このモデルは、1956年に始まった大天守の解体前に、現物を計測して造られた1/20の精密なモデルで、これを使って、何処からどのように解体するか、またどの様に大天守を再建するかを検討したとのことです。

私はタービンプラントメーカーに勤めて居ましたが、1980年頃にプラントの機器、配管などをプラスチックモデルで作り、工事やメンテナンスの為の最適配置を検討することが、設計のステップとして始まりました。長い棒の先の縮尺の人間模型をモデルの中で動かし、図面だけでは判断出来ない操作性や、アプローチの容易さ等も検討、お客様と一緒に最適であることを確認して、設計を進める新しい方法でした。
その後、コンピューターの進化で、図面データと同期した3Dモデルがコンピューター内で造られるようになり、実物モデルの時代は終わりました。

そんな経験から、大天守の1/20モデルは私にはただの模型とは思えず、大天守の解体、再建という誰もが全くの未知、未経験の大仕事を成功させようと、このモデルを使って考え抜き、知恵を絞った技術者、職人さん達の熱い気持ちに想いが至ります。今であれば、当然”プロジェクトX”ものですね。

お客様には、そんな話を少しだけしたあと、「この模型は日本の3Dモデルエンジニアリングの走りです」と、いつも説明をしています。

この日は5名の会員が7回の案内を行いました。

1アメリカ 1名

2日後に大阪城に行く予定だと聞き、大阪城なね関係ある歴史についても話しました。
鯱や鏡石のことがわかったので、大阪城や金沢城で気をつけて見てみたい、という感想でした。

2インドネシア 1名

インドネシアから来た男性。金融業に従事しているという。日本には2度目の訪問。晴天の姫路城の写真をたくさん撮られました。

3ギリシャ 2名

戦いが終わったら、負けた側の侍は全員殺されるのか、という質問がありました。姫路城は予想よりもずっときれいで大きいという感想でした。

4アメリカ 2名

LAからの大学生とファイナンスの仕事の男性。昨日のドジャースの優勝に大喜びされていた。東京は都会、京都は神社仏閣が多い、宮島は海のある景色で日本旅行はそれらの対比を楽しめるというのが日本旅行の感想。

5オーストラリア 2名

構成は娘(30代メルボルン)と母親(60代クィーンズランド州の田舎)。娘は16歳の時種子島のナカタネ高校で半年間留学したので少し日本語話せました。母親は足が悪いのでユックリと備前丸まで。もっとも印象深かった所母親は京都、娘は箱根とか、しかし温泉地では楽しめたということです。

6ブラジル 2名

ブラジルからのカップル。昨日は富山に行って雪を見てきたという。閉城間近で夕日に光る天守を見て、来てよかったと言っていた。

7メキシコ 4名

お城はとても素晴らしい。
天守内に誰も住んでいなかった事が興味深い。
細部にわたって、沢山写真を撮っておられました。

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