余計なお世話(9月26日晴~曇)

姫路城で外国人相手に英語ガイドをしていると、日本人観光客の話し声が気になる時があります。「これは石落としといってここから石を落とすのや」すると、ガイド中にもかかわらず「いえいえ、それは狭間といって、そこから鉄砲や弓を撃つのですよ。長四角は弓、隣の三角の狭間は鉄砲です」とつい言ってしまいます。「階段の横のここは何だろう?」尋ねられてもいないのに「あっそこは厠、トイレです」そんな場合たいてい「そうか!ありがとうございます。」と感謝されます。

でも、英語の場合は微妙です。特に、首からVEGAの様なネームカードをぶら下げた日本人が外国人を案内している時です。先日こんな説明が聞こえてきました。「姫路の街は米軍の空襲でほとんどの建物が焼け落ちたのですが、姫路城は黒い網で覆われていたので助かりました」おいおいそんな重要な事を断定的に説明するのはアカンやろ!しかも、西の丸の「折れ釘」の前でその話をしていたのではありません。断定的に言い放ってその話はおしまいでした。三左衛門は口をはさみたかったのですがそんな事はできるわけがありません。

ある日、乾小天守でガイドをしていると、突然英語でお菊井戸の話が聞こえてきました。えっなんでこんな所でお菊さんの話をと思いました。井戸はもっと先だし、乾小天守には説明するところがたくさんあるのに・・・でも、そのガイドさんにはガイドさんなりの案内の仕方があるのでしょう。余計なお世話だと怒鳴られそうです。

この日は6名の会員が7回の案内を行いました。

1フランス領ポリネシア 4名

タヒチから来た4人を、友人の日本人が案内しているグループでした。
天守は住居ではないなら、城主や一般の人はどこに住んでいたかという質問があったので、小天守のジオラマを使って説明しました。

2フランス 1名

ベルギーのLiege「フランス語圏」からの女性の一人旅。
フランス人のToulouse からの男性が合流。マァ、上手くいったかな?

3オーストラリア 8名

老夫婦 、若夫婦、子供2人を含む合計8人のグループ
声を張り上げてガイドした
老夫婦は今日が結婚45周年ということで、今夜は京都で抹茶を味わって祝うとのこと

4カナダ 2名

バンクーバーより日系のながこさんとスティイブンさん、平仮名しか読めないという彼女も
日本の歴史に大変興味を示して楽しんでいた様です。

5オーストラリア 1名

ブリスベンからのソフトウエアエンジニア、松本城にも行ったが、姫路城の大きさに驚いた様子。

6フランス 2名

来日2度目のトゥールーズの姉妹とツアーをしているところ、偶然京都で一緒に抹茶体験をしたポーランドのカップルともう一度会い、合同ツアーとなった。

7ウクライナ 1名

クリミア出身でロシアやイスラエルにも住んだことがあり、今はテルアビブに滞在しているという男性。
有料のAIに日本の旅行計画を立ててもらい、姫路も行くべき所になっていたという。とにかく最後に安全と平和を願って別れた。

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