Trad Japan(NHK)(9月12日曇)

活動日誌

Trad Japan (NHK)天守内にはほぼ展示品がないので、写真を見せたり、逆に訪問客に質問をしたりもしています。

武具掛けの説明をしたあと、「さて、サムライの武芸で近代オリンピックの種目になっているのものはなんでしょう?」と問うと、正解率はほぼ30%です。

過去に放送されたNHKのTrad Japanには、Judo has its roots in Jujitsu, which was originally a method of barehanded fighting for samurai to use when they ran out of arrows or their sword was broken.と紹介されています。

チョンマゲ(topknot)については、ご承知のとおりThey did it to keep their heads from getting sweaty when wearing helmets.

以下余談になりますが、ロの渡り櫓に16弁菊のcrested tileの展示があります。

菊は桜とともに日本の代表的な花で、天皇家の家紋やパスポートにも用いられており桜と比べどちらかと言えばdignified flowerと言えるでしょう。

皇室と菊の関係は後鳥羽上皇を嚆矢とするようですが、Trad Japanには次の記述があります。

In the early Meiji period, the government stipulated that the 16-petal chrysanthemum design was for the exclusive use of the Emperor and his immediate family and the 14-petal design for their relatives.(the Rising Sun Flagのbeam数が16であることはあまり知られていないようです)

また、五重塔では、質問形式の中で次のような仮説を展開しています。

Japanese pagodas always have an odd number of storeys, whether three or five. Why is that?I think it’s because odd numbers are considered auspicious in Japan. It’s a belief derived from the idea that odd numbers are positive, based on the yin-yang theory that originated in ancient China. And odd numbers are also common in our daily lives.

つまり、陰陽思想では「奇数は陽の数」とされていると答えた上で、以下に、七福神や七五三、茶席で出る料理の数、cupやお皿など5客で1セットなど説明を加えています。

お城の天守も三層、五層が多いのはそういう日本の歴史・文化的な流れと関係があるのでしょうね。

この日は5名の会員が8回の案内を行いました。

1オーストリア 1名

オーストリアからの一人旅の女性。
明日から、東京の友人2人と1週間合流。
銀行勤務。テキパキした女性でした。

2オーストラリア 2名

オーストラリアのアデレードからの夫婦とドイツのフランクフルトからの女子大学生二人。
アドレーどの夫婦はこれから1ヶ月の旅を始めるという。フランクフルトからの学生は
初めての旅行で少し緊張気味。オーストラリアの男性と第二次対戦中の捕虜問題等
お互いにとって不幸な出来事について話しあうことができた。

3フランス 3名

フランスのボルドー出身の男性3人組。それぞれ違った職業をもつ。日本語を少し勉強
している。互いに冗談を飛ばしながら見学を楽しんでいました。お城の防御システムに関心を持ったようでした。

4オーストラリア 7名

団体旅行で来日。オーストラリア各地から参加。1時間で、という要望でしたが、バスの集合時間に間に合いそうだと分かり後半は少しペースを落としてご案内。
階段に自信のない3人には備前丸のベンチから大天守正面や姫路の市街地を眺めてもらいました。
写真も沢山撮ったし日本人と会話できたのでHimejiの名前は記憶にしっかり刻んだよ、と仰ってました。

5ハンガリー 4名

夫婦は以前1年間東京に滞在したことがあり、今回は初来日の息子2人と。翌月長男が就職するので記念の家族旅行。
京都から広島まで車移動。運転はイングランド出身の夫で、日本の高速道路は制限速度で抑えられるが快適とのこと。
妻は大天守内の木材も道端の雑草の花も愛でていました。

6ブラジル 1名

去年、手術をし、旅ができる様になって、とてもうれしい、姫路城が400年以上も残っているのは人々の努力だ、とても素晴らしいと、涙を流しながら仰った。

7イタリア 5名

とても陽気な若者たち。でも、昼食を摂らずに城に来ていたので、後半は元気が出ない様だった。

8イタリア 1名

ローマからの19歳、一人旅。人を助ける仕事をしたいと、高卒後消防士になったが、
働き始めたらなかなか休めないので、2ヶ月の長期旅行を実行中。
ひめじのゲストハウスを利用しているとのことで、かなりの節約旅行のようでした。

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