東京マラソンを完走した翌日に姫路城に来たと仰る、インドネシア・ジャカルタからのマダムお2人をガイドした時のことです。
天守閣2階で、写真を撮ろうとしたお1人が、iPhoneがないことに気付かれました。靴を脱ぐ時入口ベンチの上に置き忘れたに違いないとなり、すぐに近くにいたスタッフに機種の色や待受画面なども伝え、下り階段に向かいました。マラソンランナーを追い越して先を急ぐ私に、「心配しなくても大丈夫。だってここは日本よ〜!」と余裕綽々。いや、日本だって無くなる時は無くなります。私の妹が小学生の時、公衆電話の上に置き忘れたお年玉の入った財布が遂に出てこなかった苦い思い出が蘇ります。日本の安全神話を信じて疑わないお2人を背に、気が気ではありませんでした。
幸い、スタッフ同士の連絡が早く、出口で無事にiPhoneを手にした時は、3人で手を取り小躍りしました。「だから日本が好きなのよ!」と喜ばれる姿に、背中の冷汗も乾きました。その日天守閣最上階には登れませんでしたが、天まで昇る気持ちになれたのでした。
この日は5名の会員が7回の案内を行いました。
1オランダ 2名
九州や四国をエネルギッシュに旅してきたカップルでした。
松山城ではガイドがいなかったので、よく分からなかった鯱のことなどいくつか質問されました。
2フランス 1名
パリ在住。出身はリヨンの北。
技術者。10月まで神戸に住んで仕事。
好感の持てる青年でした。私のフランス語を辛抱強く聞いてくれました。
3アメリカ 1名
ミシガンからの男性。日本のアニメ、ゲームが好きで来日。昨日、YouTubeで姫路城を見つけて登城。日本の歴史を楽しんでいました。
4デンマーク 1名
日本に旅行に来たことがある友人に日本で一番良かった場所として勧められて姫路城に来たがその通りで美しい。桜の時期にまた来たい。
姫路駅から歩いているときにずっと姫路城が見えるのが素晴らしい。
5ドイツ 2名
息子さんとお母さんで日本に旅行に来られていた。
息子さんが城に興味があったので旅行先を日本にした。
美しい城でいろいろな防御のしくみが興味深かった。
6ドイツ 2名
姫路城を含め、3カ所の国宝天守を訪れたお城と歴史好きのカップルでした。
天守にはなぜ家具がないのか質問されたので、天守の役目を説明しました。
戦国時代の前はどんな時代だったのかとも質問されたので、簡単な年表を見せて奈良時代から説明しました。
7シンガポール 2名
小豆島のアートフェスティバルのために訪日した若いカップル。初めての日本のお城で家紋を見つけて質問してくれたり、いろいろと楽しんでいました。
最後に自動販売機でお茶を買ってくれました。


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