お城のガイドで最初に説明するのが菱の門。城内で一番大きく華頭窓のある門です。旅行者の方にいつも門の下で立ち止まって見上げてもらい、「頭上の石落としから鉄砲やり等で攻撃されます」と説明します。
さて、この9月に公開された菱の門には大きな長持ちが展示されていました。これは徳川家から酒井家への輿入れの際、使われたもの。この中に酒井家の文書が保管されていました。その中に「姫陽秘鑑」という文書があり、酒井家による姫路統治のマニュアルの役目を果たしていたということです。今城郭センターを通して解読されています。
菱の門が歴史を伝える倉庫としても機能したというのは大変興味深いことです。
この日は7名の会員が9回の案内を行いました。
1中国 1名
両親と東京に住み大妻女子大学で日本史を研究する研究員。彼氏は日本人。国宝5城に行っており姫路は2回目。中国語、日本語で説明し前回良く理解できずにいたがやはり姫路城が最も綺麗と感動。
2ニュージーランド 7名
ひとつのグループですが、3週間日本滞在する人達と4週間滞在する人達が今のところ一緒に行動されているようです。
男性がエンジニア2名と数学者1名で、お城の構造にとても興味を持たれていました。
昨日、高松から直島に1日旅行で行って、とても良かったとの感想です。
これから熊野古道を3日かけて歩く予定だそうです。
お城の階段はそのためのいい準備だと笑わせてくれました。
3ドイツ 1名
とても美しい。完全な木造で驚いた。
4ドイツ 1名
大阪城に行ったが、復興天守だった。姫路城は現存と聞いたので、ぜひ見たいと思って来た、予想以上に素晴らしかった。今日の月見も、天守の側の月はとても美しいと思う。
5インド 2名
とても賢い人が、姫路城を建てたと思う。
防御に徹した城かと思っていたが、美しさにもこだわりがある。
6南アフリカ 3名
南アフリカのダーバンの両親が神戸のインターナショナル学校で働く娘に会いに来日して一緒に来姫した家族。
娘さんは姫路城は来日したばかりの3年前に来てこれで姫路城は2回目でガイド付きは初めて。3人とも日本の歴史や天守の構造について熱心に聞いてくださった。
7台湾 2名
日本が大好きなご主人の誕生日(10/10)に合わせて、毎年この時期来日するという台湾からのカップル。彼女の方が熱心で、スマホでガイドに出てきた人物名や展示物の漢字を調べたり、質問も多く、全小天守特別公開(14日まで)にも入ったので、久々に3時間の長いツアーになりました。
8デンマーク 2名
デンマークでは一般的な、高校卒業後大学入学前に様々な経験が出来るギャップイヤーを利用中のカップル。
男性はギャップイヤー4年目で教師として働いているそう。
女性はずっと日本に来たかったと、とても幸せそうに話してくれた。
彼女はフランスとデンマークのハーフで、フランスより教育環境の自由度の高いデンマークに移住したそう。
お城の防御システムについて興味を持ってたくさん質問された。
自分達で回るとここまで理解できなかったので、ガイドに出会えたことを喜んでいただけた。
9カナダ 2名
バンクーバー在住のカップル、ハネムーンで日本へ。
姫路城は駅からアクセスしやすく、大天守最上階からの眺めも素晴らしいと感激のご様子でした。


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