VEGAは姫路市から直接依頼されて、ガイドをする機会があります。先日、JICAの日本への留学生としてカメルーンとモロッコの青年が姫路市の職員や通訳の方とともに来場されました。
時間は1時間と短かったですが、何とか天守最上階まで案内し、たくさんの質問も出て、終了時に市の方にもこんなプロフェッショナルな方に担当していただいてよかった、とお褒めの言葉もいただいたのでお役に立てたのではないかと思います。
一度だけ通訳の方を煩わせたのは、私が「海岸線にパナソニックのブランチがある」と言ったのに対し、「何を作っているのか」と聞かれ、私がウーンと考えていると、その通訳の方が「バッテリーだ」と答えてくれました。私にとっても新情報でした。
このお仕事ののちにJICAのホームタウン撤回の問題がありました。私はこの問題について、あるいは日本の移民政策について詳しいわけでも、問題意識があるわけでもありません。しかし、この時案内した二人の青年に関しては、おそらく自国に帰ってその国のために能力を発揮するのでしょうが、もしこのような人たちが日本に来てくれたならどれだけ日本に有益かと思えるような、(一時間で何が分かるかと言われればそうでしょうが、この年齢になるとそれくらいのことは分かるものです)そんな彼らでした。
ただし日本に来る外国人が必ずしも全員この国のため、そして自国のため、つまりは公益のために働いてくれるかといえばそうではないでしょうし、またニュースや、それこそ英語ボランティアで出会ったヨーロッパの人たちが軒並み移民を悪く言うこともリアルに聞いています。大小のメディアがそれぞれ悪口を言い合っているような時節に、メディアリテラシーの重要性をダイレクトに感じさせられます。軽々しく何でも信じてしまわずに、自分がお城で得た体験をベースに世界のことなどを考えなければならない、などと真面目なことを考える機会となりました。


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