令和7年度VEGA新入会員入会テスト

イベント

本日、VEGAの新入会員のためのテストが姫路城の迎賓館で行われました。志の高い11名の方がこのテストに臨まれました。試験は英語と日本史(中国語、韓国語でも受験できます)で、試験時間は1時間40分でした。

一次試験で合格基準を満たした受験者は、実地での研修の後、二次のスピーキング試験を受けます。そこで基準を満たせば、VEGAの即戦力として、11月頃から活動していただくことになります。

この記事は一次試験が無事行われたことをお知らせするために掲載していますが、試験前に行われたVEGA会長の挨拶が、一会員である私も忘れていた当会の活動趣旨を的確に伝えていたので、記述しておきます。

VEGAは発足40年。当時徐々に増えつつあった外国人観光客が、来たはいいものの何も分からず帰っていくということを憂いた姫路市が、管理事務所直属で作った団体がその起源となる。

広く市民から募集を募ると200名ほどが集まるも、そのほとんどは姫路城を案内する実力に乏しく、発足4年目から今日に至る入会テストを行うようになった。

VEGAの試験は難しいということがよくささやかれるが、それはその後手厚いサポートがあるわけではなく、会が即戦力を必要としているからである。是非これを乗り越えて、我々の一員として、外国人観光客への姫路城の案内という素晴らしい活動をしていただきたい。

日々の活動は無償であるが、姫路市から直接、各国大統領や駐日全権大使など、VIPへの案内のオファーを受けることもあり、その活動は日常生活の中では得難い有意義で貴重なものである。

歴代会長を尊敬して止まない一会員である私はこの挨拶にも感動。改めて素晴らしい団体に所属していることを誇らしく思い、また、何かと地方とか何だとか侮られがちな姫路市と播州地域の人的底力をおそれざるをえないのでありました。

この試験の結果は厳選たる採点の結果、2,3日後に受験者に報告されます。私のときもとても難しく、手ごたえがない気分のまま結果を待ちました。(その頃はハガキで届きました、今はメールです)

合格した皆様には是非、その後の研修も頑張っていただき、二次試験も突破していただきたいですし、惜しくも不合格だった方にも、来年もう一度チャレンジしていただきたいと思います。現会員にも数度のチャレンジの後の合格者がいます。

そしてこれを読んでいる、外国人へのボランティアガイドに関心のある方々は、このブログを気にしつつ、来年の試験に応募してください!姫路城を楽しく案内できるボランティアガイドはまだまだ不足しています。というかインバウンド客が多すぎる!外国人観光客の思い出に姫路城での一日を刻み込むような案内をVEGAに入会して我々と一緒に行いましょう!

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